(14.04.08)

「写真都市 札幌 伊藤也寸志 写真展」
4月2日の終了から少し日が経ってしまいましたが、
改めて沢山のご来場ありがとうございました。
あまり正確なカウンターではないのですが、
手元のデータによると延べ446名様のご来場とのこと。
会場だった富士フイルムフォトサロンの全体的な傾向だそうですが、休日より平日の来場者の方が多く
ほとんどの時間で途切れることがなかったというのは全く初めての経験でした。
(自分も含めて)サロンに定期的に訪れる方が大変多いと思うのですが、
じっくり熱心にご覧頂いた方もいらっしゃいましたし、
何度も訪れていただける方もいらっしゃいました。

いつもサロンで多く見られるネイチャー系の写真ではなく、
この手の写真は実際リアクションはどうなんだろうと不安と期待があったのですが、
面白がって、色々お話していただく事が多く、
また自分と同じく都市を被写体としている方も出会うことができて
(得てしてこの手の方々はあまりつるむこともないのでしょう)
予想以上のリアクションでした。

慣れていないせいもあって時としてくたびれることもありましたが、
多くのお客様と「対話」を重ねることができたのも大きな収穫であったと思います。
対話の中で教えていただく事も沢山ありましたし、
また自分の写真についての新たな発見や考え方をある程度まとめることもできました。
それこそ写真展を行う大きな意義だったと気付かされましたが、
もっとも混み合う事もあり、十分にお話できなった方もあったのは残念で申し訳なく思っています。
また、自分がこれまで考えてきた理想の作品・空間づくりについて、
いくつか課題は残りましたが、ある程度追求ができたのかなと思いました。

写真展を行うにあたって、作品の展示形態は勿論のこと、
案内状のデザインや会場BGMなどある統一したコンセプトで構成したのですが、
これも自分が思っていた以上に皆様に伝わってリアクションをいただき嬉しい限りです。
また、当初はデッドスペースの活用として考えたスライドショーの上映についても、
じっくり見て下さる方が多くて、自分の予想外の反応でした。
プリントとして展示した40点(個展としては少なくない数だとは思いますが)の他に当然見せたい作品はたくさんあって、
また自分の写真の場合まとまった数で意味が出てくるもので、
そういう意味で適した展示方法だったのかなと今では思っています。
映像独自の表現方法というのもまたあるのでしょうが、
その辺もまた考えていきたいと思っています。

ともあれ、自分の作品を通して考えていることをある程度具体的な形でお伝えすることができ、
またリアクションをいただいたのは自分にとって大変勉強と刺激となりました。
このような形で次いつ展示できるかは全くの未定ですが
(TOKYO 2020あたりがいいかなと冗談半分に考えています)、
また皆様にもご覧いただければと思います。
本当にありがとうございました。